2017年2月4日土曜日

気分はチェ・ゲバラ! 自己流 葉巻の愉しみ方

チェ・ゲバラ、フィデル・カストロ、ウィンストン・チャーチル…と葉巻を愛した英雄たちは枚挙にいとまがありません。あなたも葉巻を味わって、英雄たちの気分を追体験してみるのはいかがでしょうか?というわけで、この記事では私なりの葉巻の愉しみ方を紹介してみます。

私が愛飲しているのは、フィデル・カストロが愛した「コイーバ」です。もっとも、彼が吸っていたような大きなサイズのものを吸っているわけではありません。 比較的小さな、「クラブ」と呼ばれるサイズのものを吸っています。ちょうど、ゴルゴ13が吸っているようなサイズと考えていただければよいでしょう。

価格は10本入りで、2017年2月現在1650円。一本あたり500mlペットボトル1本程度の値段で、我々庶民にも手が届く価格です。

パッケージはこちら。
キューバ製であることを証明する封がしてあります。
箱を開けると、チョコレートを思わせる芳醇な香りが漂います。
この種の葉巻は「ドライシガー」に分類され、温度・湿度の管理をそれほど気にする必要はありません。また、葉巻専用のカッターである「シガーカッター」も不要です。それゆえ、私のようなズボラな人間でも気軽に楽しめます。

吸い口は「葉っぱがより多く詰まっている側」です。多くの場合、細くなっている側に葉っぱがより多く詰まっており、そこが吸い口となりますが、たまに太い側の方に葉っぱが多く詰まっているものも混じっているので注意が必要です。

この種の「ドライシガー」の場合、着火方法は100円ライターでも、ガスライターでも、オイルライターでも構わないと思います。一般的に、葉巻にオイルライターは適さないとされていますが、「ドライシガー」の場合はそれほど気にする必要はないかと。現に私は一般的なZIPPOライターを使って着火しています。ゴルゴもZIPPOで着火していますよね。

吸う際の注意点としては、まず「肺に入れずに喉で味わうこと」、そして「なるべく灰を落とさないこと」、そして「紙巻タバコより少し強く力を入れて吸うこと」です。

葉巻の場合、肺に煙を入れてしまうと確実にむせます。喉に煙を漂わせることで味わうのです。灰をなるべく落とさない理由は、灰が煙を冷やすラジエーターの役割を果たすからです。熱い煙は、それほど美味しくありません。そして、紙巻より少し力を入れて吸うこと、例えるなら飲み物をストローで吸うような感覚で吸うと、美味しく味わえます。

「ドライシガー」の場合、葉巻専用の灰皿は必要ありません。紙巻タバコの灰皿で問題ありませんし、いっそのこと缶ジュースの空き缶で代用しても大丈夫です。

葉巻は増燃剤が含まれていないため、放っておくと火が消えてしまいます。火が消えた場合には灰を落として再度着火し、吸い口をくわえた後に一度思いきり息を吹き出し、葉巻の内部に溜まったタールを放出すると、再び美味しい煙が味わえるようになります。

葉巻に合わせる飲み物として、一般的にはウイスキーが好まれますが、私は「太陽のマテ茶」と合わせることを勧めます。ゲバラがマテ茶を好んでいたことから試しに合わせてみたところ、ウーロン茶より渋みが少ないせいか非常に合いました。以降、私は「コイーバ」と「太陽のマテ茶」を合わせて愉しんでいます。

最後に、葉巻に挑戦したくなった方々におすすめの「ドライシガー」の銘柄を紹介します。初心者の方には、まずチェ・ゲバラが愛飲していた銘柄「モンテクリスト」を勧めます。比較的軽く、甘い煙が味わえるからです。「モンテクリスト」を吸って(芳醇さが足りない…)と感じた方にはフィデル・カストロが愛飲していた「コイーバ」を勧めます。「コイーバ」を吸ってみて(パンチが足りない)と思った方には、「パルタガス」を勧めます。サイズは、まずは「クラブ」 サイズを試してみてください。(大きすぎる…)と感じたら、「リトル・シガー」と呼ばれるサイズに変更してみると良いと思います。

それでは、マナーを守って愉しい葉巻ライフを!


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